いつも笑顔で

樊 暁萍(中国)
 時の経つのは本当に速いものですね。知らず知らずのうちに日本での留学生活が終わりになりました。日本に到着した瞬間の光景は今でもちゃんと覚えているけど、帰国の日は容赦なく近づいてきました。久しぶりに家族や友達に会えるのはもちろんうれしいことですが、日本での友達と別れるのはつらいです。
 最近いつも後輩達に「日本に来てよかったと思いますか」「日本で過ごした一年間楽しかったですか」と聞かれます。「正直に言ってよかったですよ。本当に楽しかったです。」といつもそう答えています。私にとって日本での留学生活は何よりの宝物です。この短い一年間は、私の人生をずいぶん変えました。人生というよりも、雰囲気と言ったほうがぴったりだと思います。雰囲気というものは外見のことだけではなくて、精神的な面にもっと注目したいのです。日本に来る前の私の生活は典型的な「本の虫」の生活でした。毎日の生活は、寮、教室、食堂という三つの場所をぐるぐるまわった生活でした。身につけた知識は本からもらったもの、つまり「死知識」でしかなかったので、自分自身にすこしも自信がなかったのです。笑顔でさえなくなりました。
しかし日本での一年間の留学生活はすばらしいものでした。少しずつ私は活発になっていきました。WINコンコードの皆さんのおかげでその前一度も経験しなかったことを経験できるようになりました。カラオケ、ボウリングは言うまでもなく、キャンプやスキーにも参加しました。いろいろ経験したので自信がすこしずつついてきました。笑顔もだんだん増えました。久しぶりに会った後輩達は私に「べべお姉さんは本当に変わりましたね。最近いつも笑っていてすごくやさしく見えますね。留学する前の笑顔なし顔は非常に恐かったけど」と言いました。「笑顔で、人生のすべてと付き合うことは大切なことだ」ということを知るようになったのは一年間の留学生活の最大の収穫でした。これからも笑顔で生きていきたいと思います。
 残念ながら楽しい留学生活があっという間に終わりかけています。この一年間みなさんとたくさんの美しい思い出を作りました。もっと長くみなさんと一緒に遊んだり、経験したりしたいですけ
ど、しかたなく帰国しなければなりません。それにしてもいつまでもみなさんのことを覚えています。最後になりますが、この一年間いつも面倒をみてくれたみなさんに最高の感謝の気持ちを表したいのです。本当にありがとうございました。

Posted in 2005年

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